Club Cmode会員の購買データを集めることでCRMへの活用も挙げられる。 どの時間帯にどんな年齢層の顧客が購入したかといった分析のほかに, 個人レベルでの分析も可能になる。飲料の自販機では,売り上げの多くを ヘビーユーザーが占めるため,CRMのための詳細なデータを 効率よく取得して効果的な対策を打てると期待している。 また、顧客が“購入を楽しむ”策も講じてある。ディスプレイから操作してオリジナルの 着信メロディや待ち受け画像を携帯電話にダウンロードできるサービスを行っている。 シーモ2は,人の集まる街頭やオフィス内を中心に2004年末までに計1000台を設置。 Club Cmodeの会員数は70万人まで増やすのが目標である。おサイフケータイによって, コカ・コーラの赤い自販機への誘導効果を高めるための挑戦は始まったばかりだ。 おサイフケータイに潜む、知られざる“影”とは ドコモ本社内に設置されたバーチャルな研究組織、「モバイル社会研究所」。 シンポジウムでは、携帯電話と社会について行われた学術的な研究成果が発表された。 厚手のコートのポケットに入れてあるおさいふケータイに対して、 外部からカードリーダーを当てることで情報の読み取りが可能になる。 カードリーダは上着の袖などに忍ばせておくことができるサイズなので、 小型のPCと組み合わせることで新たな犯罪の引き金となることが考えられる。 現時点でこれを防ぐ手段としては、FeliCaチップ面を外側に向けておかないこと。 もちろんカバンに入れたとしても同じ問題に直面する。そして何よりもやっかいなのが、 こうして情報を読み取られたとしても、接触せずに情報を読ませるカードなわけで、 それができて当たり前。法的にこれを取り締まるのが難しい。